「実現」するためのカギ(2-2)

─目次────────────────

1. 「実現」までうまく進んでいますか?

2. 「選択」できるようになって、好転しました

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1. 「実現」までうまく進んでいますか?
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「実現する」って、
嬉しいことですよね。

それがもし、

「理想がやっと実現した!」

「目標に向かって
継続していたことが、
やっと叶って
現実になる・・・!!!」

というときなんかは

本当に、嬉しい!
幸せ!!!

感じるのではと思います。

しかし私は、

⦅理想や願望に限らず
実現できれば
どんなことであっても良い

「実現」することが幸せである⦆

と感じます。

人って、常に良い結果を
求めているように見えがちですが、

本当は、それよりも
充実したプロセスを求めている”ことが
ほとんどでは?と思います。

なにかを実現するまでに
過ごす時間が、
プロセスが、良いものであり

【充実感を得ることができた】という

時間や人生そのものが価値観になる。

そんな「プロセス」(過程)を経て
「実現」した終わり(結果)。

すべてのものはこうやって2度つくられるのです。





だからこそ、実現までの過程で

・いつになっても実現しないと感じる
・自分をコントロールできない

こんな状況のときは
思い通りのプロセスを得られないように感じ
心がモヤモヤして、

「なにやってるんだろう…?」

そんな気持ちや状況になるわけです。


体験したことある方って多いのでは?
今まさにそんな状況…という人もいるかもですね。

2度つくられるうち、「プロセス」が
そんな状況だと、
「実現」まで、身も心も持たない…
なにをやっているかわからないまま終わりそう…
そう想ったことありませんか?



これは、7つの習慣で対処できます。

7つの習慣では、
「実現」と、それに向けた
「プロセス」をつくるために
2つのステップがあると説いています。




【STEP*1】

*あなたの心の中で、
実現したときの、“終わり”をイメージしてみてください*

実現するときに、どんな状況になっていたいかを
より具体的に想像することです。

・・・

・実現するのはいつ?

・実現したとき、そこにどんな人がいる?

・その人は、あなたに何と声をかける?

・周りの状況は?

・あなたはそのとき、どこで何をしている?

・あなたはその時、どんなことを考えている?

・どんな気持ちで、どんなことを感じている?

・そのとき、なにを大切にしている?

・・・


どんな想像がつきましたか?

なんだか「わくわく」してきましたか?

もし、わくわく感がないのであれば、
それは“いまの延長線上でのイメージ”
だからかもしれません。

“いまの延長線上でのイメージ”は、
「いまできること」の意識の中でしか
想像が膨らんでいないのです。

大事なことは、
その実現した結果(終わり)をイメージする時に

【いまを忘れ】

【あなたの生涯の終わりを
考えられるように】

ひとりになることです。

そのテクニックは
YouTube等で沢山紹介されています。

音楽、映像、座禅、瞑想、スピリチュアルなど・・・
あなたにあったもので良いと思います。





【STEP*2】

STEP*1の
「実現したとき(終わり)のイメージ」を
“いま”に戻して、
〔影響の輪〕でできることを
考え抜いて、行動計画に落としこむのです。

そこで
「わくわく」を感じたら
あなたのSTEP*1は

原則にもとづいて
想像できた、
“効果があるイメージ”です◎




この、2つのステップ。

「実現」のために『2度作られる工程の全て』に
大きく関わってきます。



……………………………
2. 「選択」できるようになって、好転しました
……………………………



私も実は、「実現」までに
自分をコントロールできず

日々の生活で感じることに
気持ちや時間を左右される
人生を送っていました。

・ ・ ・

会社で、上司から言われたことに
怒りを感じ、反抗してみたり

コンパで気に入った子に
声をかけても不機嫌そうにされて
イラっとしながらも
傷ついたり

付き合っている人から
あなたは、下の上ね…と言われて
発狂したり。。。

・ ・ ・

とにかく出来事に左右される
自分軸のない生活だったので
出来事に振り回されすぎて疲れて

いいことがあっても
プラスの感情を
感じる余裕がない状態でした。

だから、
褒められることがあっても
素直に「ありがとう」と言えませんでした。

だって、嬉しさを感じる余裕がないから。

そうならないのも
いまとなっては納得です。

それがなぜ、いまでは
素直に喜びを感じることができているのか?

それは・・・
【終わりを描いた通りに運ぶための

日々の中での行動や判断を
きちんと選択できているから】
です。

例えば、保育園の先生が
私の子どもから嫌がらせをされたとします。

私の“ミッションステートメント”には
【常に人の価値観に共感する】
というルールがあります。

なぜなら

何か人が行動をおこすときは
それなりの価値観があって、
それにもとづいて行動しています。

その価値観を知らずして
真のコミュニケーションを
とることは難しい

という、原則にそった
信念(ビリーフ)があります。

この信念があるので

嫌がらせをされたことに対しての
怒りよりも

「うちの子は、なぜ嫌がらせをしたんだろう?」
という思いが先に出てきます。

だから、

先生と、子どもと、話し合う
という行動にでるんです。

つまり、
STEP*1の
第1の知的創造で
「信念に基づいて、終わり(価値観を知って
真のコミュニケーションをとること)を
しっかりとイメージして」

STEP*2の
第2の物的創造で
話し合うために
「保育園の先生と面談を組む」、
「我が子に話を聴く」
という行動にでます。


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